テニスの大会に出ること
悲しいことに、最近仕事が忙しくて、テニスができない状況が続いている。
でも、自分の中で一番楽しいことがテニス。
高校時代は本当に充実していた。
真夏でも真冬でも、朝から晩まで死ぬ気でやった練習。
真夏の真っ青な空、真っ黒に日焼けした自分とパートナー、灼熱のテニスコート、皆の必死の応援、相手がかげろうのように揺れる中、戦った試合。
高2のとき、先輩達に交じって、自分一人が同級生の中でレギュラーになってしまった。罪悪感。県大会の団体戦でチームは快進撃を続けたが、年下の自分はチームの中で一番下手だったので、勝ち進むにつれて負けがこんでいった。結局、県で優勝したものの、嬉しくなかった。全国大会に出ても、何かを成し遂げたという実感がなかった。
でも、先輩達が引退してからは違った。キャプテンとしてチームを引っ張った。練習も皆で一生懸命考えた。苦しい練習の連続だったけれども乗り越えた。
ただ、チームの力は先輩達と比べるとかなり見劣りした。正直、県でベスト16が良いところだと思っていた。しかし、秋の県大会の団体戦。ギリギリのところで勝ち進み、何とかベスト8に進出。その時点で奇跡だと思っていた。
ベスト4をかけた準々決勝。1対1で回ってきて、僕らのペアが勝てば準決勝進出。強気で攻め、あと1ゲームを取れば勝利というところまでこぎつけた。しかし、ベスト4が見えた瞬間、すくみ始めた自分の手と足。初めての感覚だった。
あっと言う間に追いつかれ、最終ゲーム。このゲームを取ったほうが勝ち。激しく盛り上がる相手応援団。ベンチで激励してくれる仲間たち。「お前で負ければしょうがない。でも、もっとやれるだろ!」と仲間に背中を叩かれ、我に返った自分。
気合を入れ直して攻め抜いた。信じる仲間に励まされ、勝つことができた。嬉しかった。
そのあとの準決勝は惜しくも敗れたけど、僕らにとっては大健闘だった。帰りの電車とバスの中、嬉しさのあまり仲間同士で抱き合った。個人戦で関東大会に出ることができたが、皆で勝ち取った団体戦のほうがはるかに嬉しかった。結局、高3の最後の大会まで、自分達のチームは全てベスト4だったが、かけがえのない友達と過ごせた3年間は、良き想い出として今も残っている。
同じようにテニスに没頭した大学時代。
本当に全てが良き想い出。小さい頃からいろいろと辛い経験もしたけれど、高校から自分の人生が変わっていった。高校時代の恩師と仲間に感謝。
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